ホテルニューオータニ総支配人の「(安倍首相は)天皇の次に偉い人」発言に驚愕!

 「桜を見る会」の前夜祭が行われたホテルニューオータニといえば日本を代表する名門ホテル。

 

 そのホテルニューオータニ代表取締役常務であり東京総支配人の清水肇氏は、ある雑誌記者から「現首相(安倍首相)と御社も関係が深いのか」と質問されてこう答えたという。

 

 「・・(略)・・総理といえば天皇の次くらいの人ですから、使ってもらえるのはありがたいですよ」https://lite-ra.com/2019/11/post-5104.html

 

 安倍首相を天皇の次くらいに偉い人(!)、と発言するホテルニューオータニの総支配人。

 

 天皇安倍晋三を並べ、その序列について発言することに驚愕した。

 

 戦後、天皇が自らの神性を否定したとはいえ、それは必ずしも我々一般国民と同じことを意味しているのではないということを日本国民は十分承知しての人間天皇であって、日本国民の精神の拠り所として多くの国民が受け入れているではないだろうか。

 

 それをホテルニューオータニの総支配人はこともあろうに天皇と安倍首相の序列について発言をする。

 

 天皇に対して、こんな失礼極まることはあるまい。

 

 今後、このホテルから「前夜祭」に関してどんな明細書や領収書が出てきたとしてももう驚かない。

 

 たとえホテルからそのような資料が出たとしても、都合が悪ければ内閣府はすぐさまシュレッダーにかけてしまい、国民の目の前に明らかにならないかもしれないけれど・・・。

 

 安倍政権下で今までどのくらい多くの公文書が廃棄あるいは失われてきたか。

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          2019年11月21日 「MBSテレビ」より

         南スーダンPKO日報で防衛省
         加計学園学部新設疑惑で文化省が
         裁量労働制データで国労省が
         森友学園問題の決裁文書で財務省


 資料は廃棄したとか、無くなったとか、野党が示したものは怪文書だとか言って政府は逃げてきたが、すべての資料がその後見つかっている。

 

 都合の良い日にシュレッダーにかけてしまったという「桜を見る会」に関する公文書が、その後政権に大きなダメージを与えることが少なくなったと感じたら、シュレッダーにかけたという文書が見つかるかもしれない。

 

 都合が悪いものであれば、記憶さえもすぐにシュレッダーにかけてしまう安倍政権。

 

 この政権がシュレッダーにかけられるのはいつの日だろうか。