犬がいなくても寂しくないトランプ大統領


 アメリカの歴代大統領の多くはホワイトハウスで犬を飼っていたという。

 これらの犬は「ファースト・ドッグ」と言われている。

 ホワイトハウスで大統領が犬などのペットを飼う目的は、日頃のストレスを癒すということが大きな理由である。

 トランプ大統領も最初はホワイトハウスでペットの犬を飼う予定だったという。

 それはゴールデンレトリバーとプードルのミックス犬でその名は「パットン」といった。

 
トランプ大統領の犬になる予定だった「パットン」
(2017年10月26日付 ニューズウィーク日本版より)

 しかし、ホワイトハウスに入るトランプ氏のために知人が「パットン」を連れて別荘に行くと、トランプ氏は「犬のための時間はない」と断ったという。

 ホワイトハウスの報道官は、トランプ氏は今のところホワイトハウスでペットを飼う「予定はない」と言う。

 ホワイトハウスで犬を飼わない大統領は珍しいらしい。

 でもペットを飼うのを断ったトランプ大統領は少しも寂しくない。

 なぜなら、ホワイトハウスでは周りに何でも言うことを聞いてくれる閣僚や、同盟国の中には高額な武器を買ってくれたり、ノーベル平和賞に推薦してくれる人がいるのだから・・・。

(一部、ニューズウィーク日本版より引用)