2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

どうしても今夏の東京五輪開催の意義を見つけ出せない

ここ数日、東京五輪に参加するため外国の選手団が来日してきているその模様をテレビは淡々と流している。 その選手団の人たちの顔を眺めると、笑顔ではあるが何か緊張しているような表情も垣間見える。 幾人かの選手は無理して笑顔を作っているようにも思え…

西村宮内庁長官の発言に思う

24日、コロナ禍にある東京五輪・パラの大会運営に関して「天皇陛下がご懸念を抱いている」と、天皇陛下のご心情に関する宮内庁の西村泰彦長官の発言があったが、加藤官房長官はそれを「西村氏の個人的な見解」として無視した。 西村宮内庁長官はこのように…

いつの間に東京五輪開会式の観客数が2万人に!?

東京五輪開会式の入場数について大会組織委員会などは一般客と大会関係者を合せて約2万人とする方向で調整していることが分かった。 (2021年6月21日 ABCテレビ「羽鳥モーニングショー」より) 先に政府は緊急事態宣言が解除された地域でのイベン…

コロナ禍での東京五輪の強行開催は国家の危機管理として危険な選択である

新型コロナの感染者数が減少しつつもそれが高止まりの状態である。にもかかわらず、今夏の東京五輪・パラリンピックは政府の思惑通りに強行開催されそうな情勢である。 五輪開催中に感染爆発などで多くの感染者が出ない限り、閉会後に政府は「五輪開催は大成…

東京五輪開催は日本の国力を削いでしまうかもしれない

英国で開催されていたG7サミットで、菅首相は「東京五輪・パラリンピック開催に各国の力強い支持をいただいた」と述べたが、これは一種の外交辞令であろう。 なぜならば、このパンデミック下でどこの国が積極的に自国の五輪開催を推し進めるだろうか? 多…

分科会は政府にとって自己正当化のための存在か?

コロナ禍での五輪開催に懸念を示している尾身会長の一連の発言について、丸川五輪相は4日「スポーツの持つ力を信じて今までやってきた」と精神論を展開した。 尾身会長の提言に対し、丸川五輪相はこのように発言した (2021年6月7日 ABCテレビ「羽…

2021年のカレンダーの祝日を変更していますか?

政府コロナ分科会の尾身会長が東京五輪開催について連日懸念の声をあげている。 しかし、政府は7月の東京五輪開催を強行する気配が強い。 東京五輪には興味がないからどうなろうと構わない、と思っている人もいるだろう。そういう人たちにはこの先何も影響…

コロナ禍の日本で、政府は今何を優先すべきか

政府の新型コロナ分科会の尾身会長は国会で、政府がコロナ禍のもと東京五輪を強行開催しようとしていることに大きな懸念を示した。 (2021年6月2日 BSーTBSテレビ「報道1930」より) 2日の衆院厚労委員会では「今の状況で五輪開催は普通はな…