籠池氏の会見、またまた延期
特派員協会の会見で新たな事実が出るかと期待されたがお預けとなった。
おそらく「もし何かあれば暴露しますよ」という関係者に対する一種の脅しであろう。
今のところ、籠池氏の切り札はただひとつ「(暴露するかもしれない)会見」しかないようにみえる。だから一度このカードを使えば籠池氏にはもう後がなくなる。
もし籠池氏が会見で真実を述べれば、森友学園疑惑を解明する糸口になるかもしれないことを私たちは知らねばならない。
しかし、たとえ籠池氏が参考人招致や記者会見に応じても、核心に触れるとみせかけて触れない内容になることは十分予想される。
そして籠池氏が会見をしてもその内容は小出しになるだろう。
それが自分をはじめ、疑惑の人物の延命につながるということを籠池氏はもちろん関係者も十分知っているはず。
こうして時間を稼いで国民の関心が薄れていくのを、頭の黒いネズミ(たち)は待っているのだろう。