こういう大臣で日本の防衛は大丈夫か
野党委員が先月14日に「陸自の日報」の存在について稲田防衛大臣に質問したところ、稲田大臣は「日報は破棄された。それは確認した」という答弁は虚偽にあたるのではないか、と質したが稲田大臣から明確な答弁はなかった。
稲田大臣は「報告を受けて、それを確認した」さらに今回の新たな報道(陸自に日報が残されていたという15日のNHKの報道)については、「もし事実であれば自分の責任の下でしっかり調査したい」と繰り返すばかりである。
野党委員からは「質問内容は事前に通告している。報道内容の確認は陸自に問い合わせればすぐにでもできること、なぜすぐに確認しないのか」と稲田大臣を問い詰めた。
稲田大臣は「今陸幕僚に対してしっかり事実確認をしている」などと、耳にタコができるほど同じ答弁をするばかり。
要領を得ない稲田大臣の答弁に審議が何度も止まった。
要領を得ない答弁に しばしば審議が止まる(衆議院インターネット中継から)
野党委員の「昨年7月に陸自に日報が残っていたか」のシンプルな質問に、稲田大臣は抽象論を述べるばかりである。
野党委員は「昨年7月の日報が陸自に在ったのか、明日までに回答をしてほしい」と要望した。
さらに稲田大臣は答弁で「過去のことについては責任を負えない」と意味するような発言をした。
こういう人物に日本の防衛を任せるわけにいかない。
しかし残念ながら、今はこういう人が日本の防衛大臣をやっているのだ。