森友学園問題~野党の質問にまともに答えない政府!

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マグマではないけれど、いつまで我慢ができるか

 今日(24日)、迫田英典国税庁長官と武内良樹財務省国際局長が参院予算委員会参考人として招致されている。

 証人喚問でなく参考人招致だからおそらく政府に都合のよい発言ばかりだろう。


 所用もあって途中からのインターネット国会中継の視聴になった。

 さて、昨日の証人喚問で籠池氏が証言した「安倍晋三首相の昭恵夫人付きだった政府職員からのFAX」の件について、民進党の福山委員が菅義偉官房長官や佐川理財局長らに質した。

 小学校建設の国有地取得に絡んでいると思われるFAXは、籠池氏の言うことが事実ならば森友学園問題に安倍首相夫人が関与していることを示すものである。

 福山委員の言うように、そのことを政府職員である内閣総理大臣夫人付の谷査恵子ひとりだけに責任を押し付けようとする政府のやりかたに不信を抱く。
 

 福山委員に質問された佐川理財局の答弁は意図的に質問をはぐらかしたもので、まるで禅問答における答弁のようであった。
 
 もし佐川理財局長が国民の立場であったとしたら、同じように感じるだろう。

 理財局長だけでなく、安倍首相や閣僚、他の官僚も自分の答弁がちぐはぐなものだとわかっているはずだ。
 
 そうであっても 再び同じような答弁をする。

 これらの答弁は事実を覆い隠そうとする確信犯だと思われても仕方が無い。

 同罪は同じ与党、特に野党の質問に真相究明の姿勢とは程遠いヤジを飛ばす自民党の議員にも通じる。

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のらりくらりと与党は真相究明に後ろ向き、こんなことはモーたくさん

 一時期、アジアのほかの国の国会審議の荒れた様子をよく目にすることがあったが、今まさに日本の国会の現状はこんな有様である。

 「丁寧に説明」「真摯な対応」など美しい立派な言葉だけが先行して、中身の無い審議が続いて予算案が通り、いろんな法案が成立する。

 果たしてこんなことでよいのか。

 誰がこんな中身の無い、数だけで物事を進める国会にしたのか。


 この一連の森友学園問題を終局させる唯一の方法は、昭恵安倍首相夫人をはじめとする関係者の証人喚問をすることである。

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3月24日の参議院インターネット中継画像

 それにしても最近の「参議院インターネット審議中継」の画質の悪さといったらありやしない。
 人が映っているな、とわかっても誰かはわからない。もちろん表情は全く読み取れない。
 恣意的に画像を細工しているのかと思うほどの画質の悪さである。音声も時々切れる。

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一体誰が質問し、誰が答弁しているのか分からない(24日参議院インターネット中継)

 一昔前のアナログテレビで電波が届くぎりぎりの田舎で受信しても、このインターネット国会中継画像よりもっと綺麗だった。

 何でも多くのアクセスが予想されるために画質を落としているのだとか。

 21世紀のいまでもアクセスの多寡によって簡単に画像が左右されるのが不思議でならない。
 これだったら音声で十分。いや音声だけのほうが目を使わずに済むからいい。

 今日の国会中継はテレビで中継しているからよいものの、中継しない日はインターネット中継にたよらざるを得ない。

 早々にラジオの国会中継に切り替えた。