形を変えて(内閣改造)も中身(トップ)が同じなら意味は無い


 安倍首相は8月初旬を念頭に内閣改造の検討に入ったということだが、都議選で自民党が惨敗した原因は森友・加計問題、閣僚たちのさ迷い言動や暴言暴力議員等の影響はもちろん、今までの安倍首相の国民の意見にも耳を傾けぬ強引な政治手法にもあるということを言いたい。

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 然るべき時に、然るべき措置を取らない安倍晋三が、内閣改造後も依然として首相に居座るのならば今までと同じことである。

 稲田朋美防衛相や金田勝年法相など幾人かの閣僚の顔が変わったとしても、安倍首相の閣僚や官僚に対する独裁的な締め付けは変わらないだろうし、何と言っても先の国会における政府の不手際を国民に対して詫びた言葉とは裏腹の行動をする安倍晋三という人間に誰が信を置くだろうか。

 今回ばかりは小手先だけの内閣改造で済むものではない。

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(7月5日 ABCテレビ「Nキャスト」から)

 自民党には、もっと核心を貫いた変革が求められると思うがどうだろう。

 でないと恐らくもう後は無い。