「安倍首相は初心者プレーヤー」と米紙、これ以上外国に恥を晒すのはやめてくれ!


 14日の米紙ウォールストリート・ジャーナルは安倍首相のイラン訪問を「中東和平における初心者プレーヤーが痛みを伴う教訓を得た」との見出しで報じている。

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 もちろん日本のタンカーが攻撃を受けたあとのことで「安倍首相のイラン訪問でアメリカとイランの対立は以前より不安定となった」と付け加えている。

 今回、安倍首相はアメリカとイランの緊張緩和の仲介役としてイランを訪問したが、このような時にイランまで出かけていく神経が理解できない。

 安倍首相がイランの最高指導者ハメネイ師と会談した結果、ハメネイ師は核兵器を製造も保有も使用もしないと発言があったことを会談の成果だと政府は言うが、冗談じゃない、こんなことはイランがずっと前から言ってきたことである。

 また安倍首相がハメネイ師にトランプ大統領のメッセージを渡したときにハメネイ師は「私はトランプを私がメッセージを交換するに値する人間と考えていません。私からはいかなる返事もありませんし、将来においても返答するつもりはありません」と答えた。

 さらに安倍首相が核問題でアメリカがイランと協議をすることを求めていると発言したときにハメネイ師は「イランはアメリカや欧州諸国との六か国協議を5年から6年行って、合意に達しました。しかし、アメリカは合意を無視し、破棄しました。アメリカが合意したことを投げ捨てておきながら、再度、交渉をするというのでしょうか?」と核問題でアメリカと協議することを拒否している。

 安倍政権にとって都合の良いこと、成果があったようなことは過大に取り上げて発表するが、安倍首相とハメネイ師との会談で上記のようなやり取りもあったことについてはいつものごとく首相官邸はだんまりを決め込んでいる。

 そして日本のタンカーが攻撃をうけたことを踏まえてウォールストリート・ジャーナル紙は、今回のイラン訪問で安倍首相は「中東和平における初心者プレーヤーが痛みを伴う教訓を得た」との見出しで報じたのである。