「桜を見る会」問題で、二階幹事長は問題ないと恫喝まがいの発言

 首相主催の「桜を見る会」に自民党の後援会の人たちが数多く招待されていたことに対し、記者の質問に自民党二階俊博幹事長は12日の記者会見で「別にいいんじゃないですか、何か問題がありますか?」と述べた。

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      (2019年11月13日 MBSテレビ「ひるおび」より)

 二階幹事長の発言は、国会で問題になっている桜を見る会に税金を使って多くの与党の議員枠があるのは問題』という論点には触れておらず、さらに二階幹事長は「桜を見る会」という公的行事を私物化している、という疑問にも正しく答えていない。

 

 この時の二階幹事長は、聞きようによっては「招待者に自民党の後援会の人が多く居たっていいじゃないか、何か問題があるのか」と言いつつ、何か質問した記者を恫喝しているようにもみえた。

 

 今でも自民党の国会議員や閣僚の中にもこのような恫喝まがいの発言をする者がいるが、これも長期政権の驕りが影響しているのだろう。


 国会議員がこのような言葉を発しているのを聞くと、日本の国会は「半グレ国会」か、と言いたくなる。

 

 この「桜を見る会」の問題が明るみになって以来、自民党の招待者などがSNSなどにアップした関連のブログを慌てて削除しているのをどう解釈したらいいのだろうか。