「アルマーニ」の制服は大臣や国税庁長官に着せたい!


 東京都の公立泰明小学校がこの春から高級ブランドの「アルマーニ」の制服に切り替えることで保護者から批判の声が出ていることは先の投稿文で取り上げた。

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 同校の和田利次校長はブランド制服を選択した理由について、「日常の振る舞い、言葉遣い、学校社会という集団の中での生活の仕方など」「(銀座という)国際色の強いエリアに立つ(原文のまま)小学校として国際的な視野を持つ人材を育てていきたい」と記した「平成30年度からの標準服の変更について」という保護者向けの文書を昨年11月に出していたという。

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 この「アルマーニ」の制服を一揃い準備するとその総額は8万円前後にもなるというが、新一年生の時に合わせた制服が高学年になってもそのまま着ることができる保証はないだろう。

 泰明小学校を卒業するまでに制服購入費用だけで10万円を超えることもありうるわけである。

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 しかしながら、泰明小学校の校長が独断で進めてきたという「アルマーニ」の制服を着用すると、理想の人間形成に必ず役立つというのであれば、これほど安い投資はないとも思う。

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 この際泰明小学校だけでなく、「国会での振る舞い、言葉遣い、行政においては真摯な気持ちで国民に対応する仕方など」が期待できるという「服育」のため、ぜひ現総理大臣や閣僚、そして佐川宣寿・国税庁長官にも「アルマーニ」の制服、いや背広を着用していただきたいものである。

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 え~っ、大臣や官僚の皆さんは「アルマーニ」どころかそれ以上の超々高級背広をず~っと以前から着用しているんですか!( ゚Д゚)


(写真は1994年2月および1995年2月に、北海道網走港沖に押し寄せた大量の流氷の様子、’94年の時は流氷が網走港を埋め尽くし、オーロラ号は出航できなかった)