うぬぼれるな自民党~参院選挙公約
その中で、早期の憲法改正と10月の消費税率10%の引き上げは政策といえば言えるかもしれない。
そもそも憲法改正が必要なのかどうかの審議さえ十分に尽くされていないのである。
半煮えの状態で公約に載せて夏の参院選で判断せよとは無茶苦茶である。
まあ、いつものことであるからそう驚きはしないが、ただこの日発表された公約の中に「むむっ!」と声を挙げて吉本新喜劇のように「ズッコケ」たくなるような文言があった。
世界を主導する!? 冗談じゃない。
あのトランプ大統領でさえ「世界の先頭に立って」とか「世界の指導者のリーダーとなって」とか言ったことがない。
今回発表された公約は、自民党総裁でもある安倍首相の意向を100%反映したものだろう。
今までに安倍首相の「私がリーダーシップをとり」「私が世界の先頭に立って」などという大言壮語の発言を何度聞いただろうか。
選挙公約というものは日本国と日本国民に対し「何を、いつまでに、どのようにする」ことを明確にした「政策」を有権者に向けて約束するものである。
失礼ながら、突拍子もない自民党の「世界を主導する」公約に苦笑してしまった。