国会で答弁者はピンマイクを付けさせたらどうか
今日(4月5日)のある新聞の投書欄に共感する意見が載っていた。
それは「国会答弁で答弁者が答弁のために、いちいち自席とマイクの間を往復するのは時間の無駄で、答弁者の自席にマイクを置くか、せめて近くにマイクを置くべきだ」というものだ。
まったくその通り。
テレビで国会中継を観ていると、答弁者の答弁時間よりも、自席とマイクの間を往復す時間のほうが圧倒的に長いことがある。
答弁者がマイクにたどり着く間に答弁内容を考えるというが本当に考えているのか。官僚の書いた答弁書を読み上げているだけではないのか。
その上、自席とマイクの間を往復する時間に取られて、質問時間が短くなる。
質問者の質問時間をできるだけ削りたいという、答弁側の姑息なやりかたも見え隠れする。
「丁寧な説明、真摯な態度で答弁に臨む」という言葉とは裏腹に、こんな旧態然としたことがなぜ改善されないのか。
答弁する人は前もってわかっているのだから、マイクでわずらわしいなら答弁者一人ひとりにピンマイクでも付けさせたらどうか。
あ、これは就任前のトランプ大統領のことがあるから、なおダメか。