これじゃまるで「出会い系」政党!

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(7月27日 ABCテレビ「Nキャスト」より)
 
 稲田防衛大臣の辞任や森友学園前理事長の事情聴取、北朝鮮ICBM発射などのニュースに埋もれてしまった感があるが、自民党今井絵理子参院議員の略奪”不倫”も、今の自民党新人議員らの風紀の乱れを象徴するものである。
 
 振り返れば、2016年2月、当時自民党衆院議員だった宮崎謙介氏が自らの不倫問題を理由に議員辞職し、自民党を離党したニュースは衝撃的だった。
 
 この3月にはストーカーと重婚などの女性問題で自民党を離党した中川俊直衆院議員がいた。

 その中川氏は昨日(29日)、報道陣の取材に応じて不倫問題を謝罪し、今後の議員活動の継続を表明した。

 謝罪さえすれば良いというものではない。国会議員としての資質が伴わなければ即刻議員を辞めてほしい。

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(7月27日 ABCテレビ「羽鳥モーニングショー」より)
 
 そして安倍首相らが閉会中審査をどうにか乗り越えたという7月27日、、「今井絵理子参院議員(自民比例)が神戸市議会議員の橋本健氏(自民党)と不倫」と週刊誌が報じた。

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(7月27日 ABCテレビ「Nキャスト」より)

 今井氏はシングルマザーだということでその経験を国政に反映したいと国会議員になったそうだが、自身が行ってきたこの行為と相容れることができるものか、考えてほしい。

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(7月27日 ABCテレビ「羽鳥モーニングショー」より)

 一方、相手の神戸市議は政活費を使って今井氏の選挙応援ポスターを作っていたのだという。これは違法である。

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            (7月27日 ABCテレビ「Nキャスト」より)

 

 橋本健氏の経営する歯科医院の壁には今井絵理子のポスターが貼ってあるらしい。騒動以来、この歯科医院は臨時休業しているという。
 
 これだけ自民党の議員が不倫などの不祥事を立て続けに起こすということは、今の自民党の体質に根本的な問題があるのではないか。

 読売新聞の見出しではないけれど、これじゃまるで「出会い系」政党じゃないか。

 国会は数で占めれば良かろうと、1,2年生議員の資質の問題や国会議員としての教育など、一切を放ってきた安倍政権の責任は重大である。