この国は上も下もウソつきだらけ

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 加計学園問題で愛媛県は21日、新文書を国会に提出した。

 これによれば、安倍首相は2015年2月に学園の加計孝太郎理事長と面会し、そこで加計氏から学部新設に説明を受けた首相が「新しい獣医大学の考えはいいね」と発言したそうである。

 安倍首相はこれまで「加計氏から相談や依頼を受けたことは一切ない」と発言してきた。

 そして学園の学部新設計画を知ったのは2017年1月20日とも言ってきた。

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  いつから日本人は平気で噓をつくようになったのか。


  もちろん100%真実が明らかになったわけではない。

  しかしそれをいいことに理屈に合わないことを平然と言う人間がいる。

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 種々の客観的な物的証拠や状況などを見聞きする限り、これはほぼ100%噓だと思える発言をする人間がいる。

 国の最高機関である国会においてさえも、政治家や官僚は整合性のないことを平気で発言するし、地方ではセクハラの疑惑の市長がいるし、スポーツ界でも選手に反則の指示をしたと言われているアメフトの監督が形だけの謝罪をした。

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 どのケースも肝心の疑惑については言葉を濁し、精査中だとか後日回答するなどと言って逃げ回る。

 上が噓をつきまくれば下もそれに倣うのが世の常である。

 国の最高権力者が理屈に合わないことを平然と言い、官僚が公文書をいくら改ざんしても罪に問われないこの国の正義とは一体何なのか。

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 噓も方便とはいうが、子供の死を親に伝えないという心情を思いやった状況とは違うのである。

 私は今、政治家や官僚の言うこと、そして国が発表する景気や雇用などの数字さえも信用できない心境になっている。