なぜこのタイミングで死刑執行なのか

イメージ 3

 オウム真理教元教祖・麻原彰晃こと松本智津夫(63)死刑囚らの死刑が6日朝、執行されたという。

 テレビニュースでは、最初に松本死刑囚の死刑が執行されたことを報じていたが、その後オウム真理教の元幹部・井上嘉浩死刑囚を含めた計7人の死刑が執行あるいは執行手続きの途中であることがわかった。

 地下鉄サリン事件などオウム真理教が関わる裁判は今年の1月にすべて終了したというが、しかしなぜこの時期に、しかも多くの死刑執行なのか。

 通常は死刑が執行された後に情報がニュースとして流れるが、今回は死刑執行手続き中の情報が流されるという異例さである。

 今朝9時50分現在で、松本死刑囚ら4人の死刑は執行されたが、ほか3名の死刑執行は手続き途中であるという情報も流れている。

 聞くところによれば、死刑囚の死刑の執行は総理大臣によってそれを延期させることもできるという。

 そうはならずになぜこのタイミングで死刑執行なのか。

 オウム真理教事件は本当にすべて解明されたのか。

 いろいろと疑問が残る。

 折しも今、文部科学省前局長の佐野太容疑者(58)が受託収賄容疑で逮捕されたという、教育行政を根底から覆すような前代未聞の事件が起きている。

イメージ 1
教育行政を根底から覆す
(2018年7月5日 MBSテレビ「ひるおび」より)

イメージ 2
文科省前局長 佐野容疑者
(2018年7月5日 カンテレ「報道ランナー」より部分)

 今回の唐突な死刑執行は、この文部科学省の受託収賄容疑事件から国民の目をそらすためではないのか、と言ってはいささか考えすぎか。